【 実証成果 】
実証課題名 : キャベツの大規模栽培における先端技術を取り入れた施肥から収穫までの 一体的省力化体系の実証
経 営 概 要 : 180ha(キャベツ70ha、レタス70ha、リーフ25ha、かんしょ40ha) うち実証面積 : キャベツ10ha 従業員35名(役員3名、社員32名)
①GPS車速連動型肥料散布機
②キャベツ自動収穫機GPS付き
施肥耕耘作業時間を約50%短縮する。キャベツ収穫及び箱詰め作業にかかる時間を約25%短縮する。
実証成果の概要
〇 施肥耕耘作業において、施肥にかかる労働時間を72%の大幅削減。慣行において、追肥をしない場合で あっても43%削減することが可能。キャベツ収穫作業については、労働時間を41%削減。
〇 農業高校の学生に対し、キャベツ自動収穫機を用いた実習を2回行い、手作業と機械作業の両方を体 験してもらうことにより最新技術に触れてもらい人材育成に努めた。
導入技術の効果
人材育成の効果
○ 農業高校の学生33名に対し、スマート農業の授業をおこない、その後キャベツ自動収穫機等を用いて生産現場での実習を2回 行った結果、7割以上の生徒がスマート農業への興味が高まった。
○ 手収穫と機械収穫のどちらも体験してもらい、違いやメリットデメリットを実感してもらった。
今後の課題・展望
○ 収穫機作業の効率化のために欠かせない、均一な苗作りを目指し、さらなる労働時間の削減を図る。
○ 近隣農家にも使用してもらうことで、スマート農機の稼働率を上げ、実質的なコスト低減と普及に繋げる。
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